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2006年11月14日 (火)

『手紙』【映画・読書の話】

『手紙』 小説を読みました。そして映画も観ました。
とてもとても重いテーマでした。

Photo_46

弟思いの優しい兄が
貧乏ゆえの出来心から突発的に起こしてしまった
強盗殺人という凶悪犯罪。
その罪は兄は実刑 そして弟には就職・恋愛など
人生の節目節目において世間からの差別という
かたちの罰が待ち受けます。

小説は見事なまでの完成度でした。ただ
もう少し救いがないものかと後味が悪いものも感じました。

救いをもたせないことで犯罪を犯すことの重大な責任を
際立たせ 犯罪者やその家族に対する
世間の厳しさを徹底的にリアルに描いたつくりに
衝撃を受けました。

小説を読み終わり鉛を飲み込んだようないいようもない
気持ちの中 映画を観ました。

びっくりしたのは弟の直貴が
目指していたものが小説のロック歌手でなく
お笑い芸人であったこと。

兄が殺人を犯していて人を笑わすような仕事を
選択できる?とかなり戸惑いました。

でもこれはこれで生野監督が用意したラストシーンに
つなぐに相応しい設定だったのだと自分は解釈しました。

慰問先での最後に兄の前でみせる漫談は笑い泣きしました。

縁を切っても 血は繋がり続ける。
やはり変わることのない、変えることのできない
兄弟愛には 静かに感動しました。

じっと直貴を見守り続ける由美子の献身的な愛。

直貴の勤め先の社長(映画では会長)の平野老がこそっとやってきて
直貴にかける言葉にも物凄く深みがありました。

『本当の死と違って、社本会的な死からは生還できる。その方法は
一つしかない。こつこつと少しずつ社会性をとりもどしていくんだ。
他の人間とのつながりの糸を、一本ずつ増やしていくしかない。』

映画と小説セットでぜひ見ていただきたい作品ですね

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コメント

初めまして。先日,私も映画を観て来ました。
最後のシーン,お兄ちゃんが拝むように弟の活躍に涙するシーンが,胸に突き上げるものがありました。いい映画ですね!

はじめまして 管理人のもりまさです。
コメントありがとうございます。

ラストシーンは原作とはかけ離れていましたが
僕は好きです。

小田和正の『言葉にできない』が流れてきたときは
鳥肌が立ちました。

映画とはまた残す印象が違うと思いますが
原作も機会が合ったらぜひ手に取ってください。

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いい映画だし感動もしますけど、観終わった後に「観てよかった」と心が晴れる映画ではありません。ずっしり重さが残る映画です。なので誰にでもお勧めする、という映画ではありません。映画は一見、ハッピーエンド風です。でも本当にそうなのかな?娘がこれから成長していく中で、また色々な思いをすることになる。その時に、果たして主人公やその妻のように立ち向かっていけるのか。。私にはこの映画がどこまで真実を映し出しているのか分からないけれど犯罪者を家族に持つことの辛さを本当によく描いているように思... [続きを読む]

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